食塩におけるナトリウムの割合では、
ナトリウム(mg)×2.54÷1,000=食塩相当量(g)
という式により算出が可能です。
つまり、ナトリウム1g=食塩相当量2.54gとなります。

1日におけるナトリウム量(食塩相当量)について

2010年の厚生労働省による「日本人の食事摂取基準」では、18歳以上の成人が1日に摂取するナトリウム量(食塩相当量)において、その目標量を「男性9.0g未満、女性7.5g未満」と定めていましたが、2015年4月より、「男性8.0g未満、女性7.0g未満」と変更しています。
(※厚生労働省のナトリウム量(食塩相当量)と、食品成分表示によるナトリウム量は定義が違っています)
その改訂理由には、日本で最多生活習慣病とされている「高血圧」の予防対策が挙げられています。
高血圧は、脳卒中や心臓病、腎臓病などといった命を左右する疾患のリスクを高めるため、予防対策をしっかりとしなくてはいけません。
ご存知の通り、血圧は心臓の収縮や拡張により発生します。
その値は、心臓から送り出される「血液量(心拍出量)」と、血管の収縮により行われる「血管抵抗」、「血管の弾力」で決定されます。
ヒトの血液の働きには、「ナトリウム濃度の一定保持」があり、過剰なまでの塩分摂取によって高まったナトリウム濃度を下げるために、身体は水分を求めるようになるのです。
これが、塩辛いものを食べた時に起きる「喉の渇き」ですね。
結果、余分な塩分と水分を摂取したことにより、一定の量以上の増え過ぎてしまった血液を全身へと巡らせる目的で、血管を拡張するために血圧が上昇してしまうのです。
カップ麺で済ませてない?ナトリウム量と食習慣の関連性