野菜を食べているのに太る?野菜ダイエットの注意・危険性

とにかく美容と健康を意識するダイエットを続けようと、野菜を多く食べる食習慣を実践されているダイエッターには必見。
野菜が身体にとって害になることがあると、ご存知でしたでしょうか?
野菜には、ビタミン類や食物繊維など、栄養素が豊富に含まれていて、適量の摂取によりダイエットの大敵でもある便秘を解消し、抗酸化作用も高いことから、まさに美容と健康の源と言えます。
ただ、これはあくまでも「適量摂取」によること。
栄養素は摂れば摂るほどいいと思い込んで、野菜の過剰摂取をしてしまうと、身体に害になるリスクを高めることが、研究結果から判明しています。
では、一体どのような害を身体に与えてしまうのでしょうか。
●消化不良
便秘気味であるダイエッターが、消化を良くするためにと野菜を多く摂るのはいいことなのですが、その大量摂取によりかえってひどい便秘になってしまったり、下痢を引き起こすこともあります。
特に、タケノコやセロリなどといった食物繊維が豊富に含まれている野菜を大量に摂取すると、胃腸への影響が強まってしまいます。
とはいえ、よく紹介されている「野菜の食物繊維含有量一覧表」などはあまり当てにならないことをお忘れなく。
例えば、唐辛子には100g当たり46.4gもの食物繊維が含まれており、キャベツの約25倍以上の含有量となっていますが、一度の食事で唐辛子をそれほど多く食べられるものではありませんね。
つまり、含有量で比較された一覧表ではなく、一食に使用される量を考えることが大切です。
その上で、胃腸が既に弱いダイエッターには要注意。
また、肝硬変症の人では、胃から出血することもあり得るので、摂取しすぎは禁物です。
●成長不足
子供など、まだ成長段階にある骨であれば、野菜の大量摂取により、その成長が妨げられることもあります。
これは、野菜に含まれているシュウ酸が、身体への亜鉛とカルシウムの吸収を抑制してしまうため。
若いダイエッターや、特に子供や妊婦の人には要注意ですね。
●結石
よく、「女性ベジタリアンは結石になりやすい」と言われますが、その理由にはやはり、日頃から野菜を多く摂取しているから。
一般的に結石の原料とされているシュウ酸を多く含んだ野菜といえば、ほうれん草やトマト、セロリなどが挙げられます。
シュウ酸と、食材に含まれるカルシウムとの結合により、結石である「シュウ酸カルシウム」が生成されます。
既に結石に悩まされているダイエッターでは、症状を悪化させ、結石を大きくする可能性も高まるので、気をつけましょう。
●栄養失調、貧血
過去にはよく、肉類を控えて野菜を多く摂るというダイエット法がベースとされていました。
現在では、肉類を控え過ぎて野菜を多く摂取すれば、身体に必要なタンパク質、必須脂肪酸や鉄分などが不足してしまうことがわかっています。
そうなれば、栄養失調や貧血を引き起こしたりして、肌荒れはもちろんのこと、顔色を悪くしたり、キューティクルが欠けてぱさついた髪質にしたりと、ダイエットどころではなくなってしまいます。
一昔前であれば、ベジタリアンというと、健全な食習慣をベースにしていると思われていましたが、ベジタリアンが多いアメリカでは、不健康ではないかという指摘もされているようです。
何にでも適切な摂取量はあるもので、ダイエット中であっても、野菜はやはり1~2種類というのではなく、栄養素を考えながら様々な種類をバランスよく摂取する食習慣にしたいですね。