WHOの報告によると、現在の世界人口60億人中16億人が太り過ぎで、4億人が肥満の状態にあるとされ、今後ますます肥満傾向にある人が増えると予測されています。
過去には、肥満といえば平均して高所得である先進国に多く分布していましたが、現在では所得が少ない途上国でも急激に増加していて、脂肪や糖質の過剰摂取、ビタミンやミネラルなどの栄養素不足といった食生活、乗用車などの普及による運動不足などが、共通した原因と言われています。
日本もそうですが、途上国でも欧米諸国の生活習慣、食生活が急増しているということで、子供の肥満も増えているようです。
肥満は、ベルトのサイズである「腹囲径」や、肥満指数「BMI」により判定されますが、日本肥満学会の基準ではBMI25以上を肥満、WHOの基準ではBMI30以上を肥満と判定しています。
病気になる確率が低いとされるBMIは22であり、これが理想指数になるのです。
今後ますます肥満が増加するというWHOの報告から、「銀河鉄道999」のとあるエピソードを思い出しました。
59話の「なまけものの鏡」で、人間が機械に制圧された星の話です。
その星では、全ての仕事を機械がしてしまうために、何もしない人間は太るばかりで、家が破裂するほどの脂肪だらけになってしまうという、とてもブラックジョークなストーリー。
でも、今の地球は、このブラックジョーク的な星に近づいているのかもしれませんね。
豊食で食文化に変化が起こり、何もかもが便利になっていく世の中で、ダイエットにも強い意志と努力が必要ですが、なまけものになり過ぎて、家の中いっぱいに太ってしまわないためにも、健康的な生活を目指さなくてはいけませんね。