美しい小顔作りは、フェイシャルマッサージやエクササイズだけでOKと思ってはいませんか?
やはりそこには、美肌にも必要な栄養素を摂取する習慣が必要なのです。
今回は、美肌を保つ小顔作りに不可欠な栄養素の1つ、「アミノ酸」についてお届けします。
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必須アミノ酸
WHO(世界保健機関)は、20種類ものアミノ酸の中から9種類を「必須アミノ酸」として定めています。
この9種類とは、体内で合成が不可能なアミノ酸類であるということ。
アミノ酸は、しなやかな筋肉作りに必要なタンパク質の合成に役立つので、理想的なボディラインや小顔、艷やかで引き締まった美肌にも必要な栄養素なのです。
美肌へと影響する6種類の必須アミノ酸
9種類の必須アミノ酸といえば、「イソロイシン」、「ロイシン」、「リジン(リシン)」、「メチオニン」、「フェニルアラニン」、「トレオニン」、「トリプトファン」、「バリン」、「ヒスチジン」。
この中で、特に美肌に関連する6種類の必須アミノ酸をご紹介していきましょう。
●ロイシン
しなやかな筋肉作りに働くため、顔の筋肉にも影響してスッキリとした小顔へ導いてくれます。
最近の米国においては、ロイシンが骨格筋でのタンパク質合成のために刺激的なスイッチであり、その効果を高める必須アミノ酸の中でも特に注目されている1つとしています。
そのため、継続的なエクササイズと栄養素が多く含まれた食習慣を送っていれば、このロイシンのスイッチが入ることで、ダイエットに必要な筋肉生成が比較的スピーディに行われることになるのです。
食品であれば、牛肉やレバー、七面鳥、マグロの他、大豆や小豆、牛乳、チーズ、トウモロコシなどから摂取可能です。
リジン(リシン)
タンパク質の吸収は当然ながら、炭水化物やアルコールによる糖分を代謝し、糖化予防効果を高めてくれます。
また、コラーゲン生成に役立つアミノ酸でもあるために、アンチエイジング・美容促進効果を高める他、髪の健康促進効果、疲労回復効果、肝機能向上効果などにも期待できます。
豚ロース肉、卵黄、しらす干しに加え、牛乳やチーズといった乳製品にも多く含まれています。
メチオニン
リジン(リシン)と結合し、肝臓や腎臓にて「L-カルニチン」を生成する成分であるため、脂肪燃焼に最適な栄養素の1つ。
L-カルニチンは、脂肪燃焼作用だけではなく、筋肉中に存在して脂肪の燃焼炉とされる「ミトコンドリア」へ脂肪を送り込むという、ダイエットにおいて重要な役割を担っているのです。
メチオニンではまた、肝機能を高める作用もあるため、デトックス効果から代謝を高めてコレストロールの燃焼促進、生活習慣病予防に繋げてくれます。
鶏肉や牛肉、マグロやカツオなどの赤身の魚、乳製品、枝豆・大豆製品、ナッツ類などに多く含まれています。
トリプトファン
タンパク質に多く含まれていて、その合成はもちろんのこと、「セロトニン」という脳内での神経伝達物質に変化するため、食欲抑制効果に加えて精神の鎮静効果も高め、精神面からの美肌効果も期待できそうです。
肉類、魚類、大豆や乳製品、バナナ、ごま、たらこなどから摂取可能です。
バリン
タンパク質が代謝される際に出される窒素のバランス調整を行う成分であり、筋肉の成長促進に作用します。
疲労回復効果を高め、筋肉疲労には特に有効的であり、脂肪燃焼効果、吹き出物予防にも期待できます。
仔牛肉やレバー、チーズなどに含まれています。
ヒスチジン
交感神経に刺激を与える「ヒスタミン」に変換され、神経機能に作用する成分。
脂肪細胞にて、交感神経に刺激することで脂肪燃焼促進効果を高めるとされています。
さらに、食欲抑制効果も期待できるとして、近年、ヒスチジンが2つの肥満防止作用を持つと明らかにされており、ダイエットに効果的な成分の1つと言われています。
カツオやマグロ、仔牛肉、鶏肉、ハム、チェダーチーズ、ドライミルク、大豆などから摂取可能です。
全体的に、アミノ酸は脂肪燃焼を促進して、基礎代謝アップを効率的にし、しなやかな筋肉と艶のある引き締まった美肌作りに有効的とされています。
どれも身近な食材から摂取できる成分なので、バランス調整を考えながら食習慣に加えておくといいでしょう。
不足分を必須アミノ酸のサプリメントで補うのもいいですが、アミノ酸の摂取目安量は、年齢、筋肉量や運動量により個人差があるため、過剰摂取に注意する必要があります。
アミノ酸の過剰摂取では、肝臓や腎臓に強い負担をかけてしまう場合があるので、サプリメントなどの利用では、自分自身の食事量や運動量をチェックしながら適量を守るようにしましょう。
必須アミノ酸に関しては、体内合成ができないために、食事やサプリメント利用で不足しないようにしたい栄養素ですが、基本的に毎日の食生活で1つでもアミノ酸含有量が高い食品を摂り入れられればOKです。